APIテストのOSS比較【2026年版】Hurl・BrunoでPostman代替を完全ローカルで実現
オープンソースラボ編集部 ・ 2026年6月13日
Postman($15/ユーザー/月〜)の代わりにOSSのAPIテストツールを使えば、テストコレクションをGitで管理してCIに組み込めます。特に「コードとしてのAPIテスト」が2026年のトレンドです。
APIテストツールの課題(Postman)
- テストコレクションのGit管理が難しい(独自JSON形式)
- チームプランが高額
- クラウド同期がセキュリティ上の懸念
- CIからの実行が別途設定が必要
OSS APIテストツール比較表
| ツール | フォーマット | CI対応 | GUI | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Hurl | テキスト(.hurl) | ✅ | ❌ | CLI特化・Git親和性最高 |
| Bruno | Bru(テキスト) | ✅ | ✅ | Postman代替・Git対応 |
| Insomnia | JSON/YAML | ✅ | ✅ | Postmanに最も近いUI |
| HTTPie | テキスト | ✅ | ❌ | cURL代替・シンプル |
Hurl:テキストファイルでAPIテストを書くOSS
Hurl(公式サイト↗・GitHub↗)はOrange製のRust製APIテストOSSです。.hurlファイルにHTTPリクエストとアサーションをテキストで書き、hurlコマンドで実行します。シンプルな文法でGitに完全に馴染みます。
# tests/api.hurl
GET https://api.example.com/users
HTTP 200
[Asserts]
jsonpath "$.users[0].name" == "Alice"
POST https://api.example.com/users
Content-Type: application/json
{"name": "Bob", "email": "bob@example.com"}
HTTP 201
[Asserts]
jsonpath "$.id" isInteger
詳しくはHurl公式ドキュメント↗およびBruno公式サイト↗を参照。
DevOps関連OSSはDevOpsカテゴリから。テスト管理ツールとの組み合わせはセキュリティカテゴリも参照。
Bruno:ポストPostmanのOSS GUI APIクライアント
Bruno(公式サイト↗・GitHub↗)はPostmanのGUIに最も近いOSSのデスクトップアプリです。コレクションをGitリポジトリに保存できるBruフォーマット(平文テキスト)を使い、チームでの共有がGit経由で完結します。
選び方
| ユースケース | 推奨 |
|---|---|
| CLI・CI特化・Git管理 | Hurl |
| PostmanのGUI代替 | Bruno |
| Postmanに最も近いUX | Insomnia |
まとめ
2026年のOSS APIテスト:CIに組み込むならHurl、GUIで作業してGitで管理するならBrunoが最有力です。どちらもPostmanのクラウド依存を排除できます。
よくある質問(FAQ)
Q. GitHub ActionsでHurlを動かせますか?
hurl/action-hurlのGitHub Actionが公式提供されています。またcurl -L https://github.com/Orange-OpenSource/hurl/releases/latest/download/hurl-installer.sh | bashでインストールしてそのまま使えます。
Q. BrunoはPostmanのコレクションをインポートできますか?
はい。Brunoはv0.9+でPostmanコレクション(JSON形式)のインポートに対応しています。既存のPostmanコレクションを移行できます。
Q. GraphQL APIのテストもできますか?
Hurl・Bruno共にGraphQLリクエストのテストに対応しています。BrunoはGraphQL専用のエディタビューも持っています。