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インシデント管理のOSS比較【2026年版】PagerDuty代替で障害対応を自動化

オープンソースラボ編集部2026年6月13日

PagerDuty($19/ユーザー/月〜)やOpsGenie($9/ユーザー/月〜)の代わりにOSSのインシデント管理ツールを使えば、障害アラート・オンコールスケジュール・ポストモーテムを自社管理できます。

インシデント管理ツールが解決すること

  • アラーティング — Prometheus・Grafana等からのアラートを受け取る
  • オンコール管理 — 当番ローテーションと電話・SMS・Slack通知
  • エスカレーション — 担当者が応答しない場合の自動エスカレーション
  • ポストモーテム — 障害後のRCA(根本原因分析)の記録と共有
  • ステータスページ — ユーザー向けのサービス状態公開ページ

OSS インシデント管理ツール比較表

ツールアラートオンコールポストモーテム特徴
CabotPagerDuty代替・Python製
OnCall(Grafana)Grafana統合・AmixR OSS版
Incident.io(OSS)Slack統合・ポストモーテム
Opsgenie(AtlassianSaaS)SaaS・OSSではない

Grafana OnCall:Prometheus連携の最有力OSS

Grafana OnCall公式サイトGitHub)はAmixR社のOSSをGrafanaが買収してOSSとして公開したオンコール管理ツールです。Grafana・Prometheus・AlertManagerと統合されており、アラート受信→担当者通知→エスカレーションのフローをGrafanaのUIで管理できます。

docker compose -f docker-compose.yml up -d

詳しくはGrafana OnCall公式ドキュメントおよびCabot公式リポジトリを参照。

DevOps関連OSSはDevOpsカテゴリから。ログ管理・監視との組み合わせはセキュリティカテゴリも参照。

Cabot:最もシンプルなOSS PagerDuty代替

CabotGitHub)はHerokuが開発したPython製のOSSインシデント管理ツールです。HTTP・Graphite・Icinga等のチェックを実行し、閾値を超えたら担当者にSMS・電話・Slack・メールで通知します。設定がシンプルで小規模チームに向いています。

インシデント対応の5ステップ(IMAG)

  1. 検知 — Prometheusアラートがトリガー
  2. 通知 — OnCallスケジュールの担当者にSlack・電話で通知
  3. 対応 — 担当者がインシデントを「ack」して対応開始
  4. 解決 — 問題修正後にインシデントを「resolve」
  5. ポストモーテム — 24時間以内にRCAドキュメントを作成

まとめ

2026年のOSSインシデント管理:GrafanaスタックとすでにPrometheus/Grafanaを使っているならGrafana OnCallが最もシームレスです。PagerDutyシンプル代替ならCabotが手軽です。

よくある質問(FAQ)

Q. 電話通知(音声通話)もできますか?

Grafana OnCallはTwilioと統合して音声通話通知が可能です。Cabotも設定次第でTwilioによる電話通知を設定できます。SMS通知はどちらも対応しています。

Q. ステータスページ(status.yourservice.com)は別ツールが必要ですか?

インシデント管理ツールとステータスページは別ツールの方が多いです。OSSのステータスページにはGlitchTip・Cachet・Statuspageが選択肢として使われます。

Q. Slack連携はどうやって設定しますか?

Grafana OnCallはSlack AppをワークスペースにインストールしてAPIキーを設定するだけです。インシデントのSlackチャンネル自動作成・ノートの同期・ポストモーテム作成ができます。

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