cobaltとは?SNS動画保存ツールの使い方・ライセンス・導入時の注意点
オープンソースラボ編集部 ・ 2026年10月2日
cobaltとは
cobaltは、SNSやその他のWebサイトから動画や音楽を保存できるメディアダウンローダーです。X(旧Twitter)、Instagram、TikTok、YouTube等の各プラットフォームに対応しており、公開されているコンテンツを手軽に保存できます。
公式サイト(cobalt.tools↗)から無料で利用でき、広告やトラッカー、ペイウォール、その他の余計な機能がないシンプルな設計が特徴です。GitHubでオープンソース化↗されており、累計44,531スター(2026年10月2日時点)を獲得しています。
主な特徴・できること
シンプルな操作
URLをペーストして、ファイルを取得するだけです。複雑な設定やログイン認証が不要で、すぐに利用を開始できます。
広告・トラッカーなし
公式READMEで明記↗されているとおり、ads(広告)、trackers(トラッキング)、paywalls(有料化)がない設計です。
プロキシ型の仕組み
cobaltはキャッシュを行わず、プロキシのように動作する↗ため、公開コンテンツへの直接アクセスと同じ扱いです。Web ブラウザの開発者ツールからダウンロードするのと同じことができます。
複数プラットフォーム対応
X、Instagram、TikTok、YouTube、Bluesky等の主要SNSに対応しており、動画・音楽・画像など様々なメディア形式を保存できます。
料金・ライセンス
利用料金
cobaltは完全無料です。公式サイトの利用に料金は発生しません。
ライセンス
AGPL-3.0ライセンス↗の下で公開されています。このライセンスでは、改変版を配布する場合に改変内容を公開する義務があります。
自分でインスタンスを運用する場合
公式ドキュメント(How to run a cobalt instance、How to protect a cobalt instance)に従い、独自のサーバーでcobaltを運用することも可能です。その際も同じライセンス条件が適用されます。
導入方法
Webサイト版(最も簡単)
- cobalt.tools↗にアクセスします
- ダウンロードしたいコンテンツのURLをペースト欄に入力します
- ダウンロードボタンをクリックしてファイルを保存します
自分でサーバーを運用する場合
GitHubリポジトリ↗にはAPI、フロントエンド、関連パッケージのソースコードが含まれています。ドキュメント(API環境変数↗、API仕様↗)を参照して構築できます。
活用シーン
SNS上のコンテンツ保存
X上の好きな動画や、InstagramのReels、TikTokのクリップを手軽に保存できます。ネットワーク環境がない時間帯で閲覧したい場合に便利です。
音声の抽出
動画から音声のみを抽出して、音楽ファイルとして保存することもできます。
複数プラットフォームの一元管理
X、Instagram、TikTok等、複数のプラットフォームに対応しているため、プラットフォーム別に異なるツールを用意する手間を削減できます。
デメリット・注意点
利用責任は利用者にある
公式READMEのEthics セクション↗で明記されているとおり、ダウンロード対象のコンテンツ選択、利用方法、配布責任は全て利用者にあります。cobalt自体はツールであり、不正利用に対する責任は負いません。
著作権・利用規約の確認が必須
cobaltは公開コンテンツのみダウンロードできますが、プラットフォームの利用規約や著作権法に違反する使用方法は禁止です。保存後の利用方法を事前に確認してください。
公式ドキュメントには明記されていない対応プラットフォーム
この記事の執筆時点では、公式READMEに詳細な対応プラットフォーム一覧が記載されていません。実際の対応状況はGitHubリポジトリ↗または公式サイト↗で確認してください。
キャッシュ機能がない
cobaltはプロキシのように動作し、コンテンツをキャッシュしません。そのため、オリジナルのコンテンツが削除されると、cobalt経由でもアクセスできなくなります。
よくある質問
cobaltは違法ですか?
cobalt自体は違法ではありません。ブラウザの開発者ツールと同じように、公開コンテンツへのアクセスを簡単にするツールです。ただし、利用者がプラットフォームの利用規約や著作権法に違反する使い方をした場合、その責任は利用者にあります。
日本語に対応していますか?
Webサイト版のUI言語については、公式ドキュメントに明記されていません。公式サイト↗またはGitHubのIssues↗で確認してください。
自分でサーバーを立てることはできますか?
はい。「How to run a cobalt instance」↗ドキュメントに従って、独自のサーバーでインスタンスを運用できます。ただしAGPL-3.0ライセンスの条件に従う必要があります。
保存できるファイル形式は何ですか?
公式ドキュメントには詳細な形式一覧が記載されていません。プラットフォームごとに異なる可能性があります。公式サイト↗で試すか、GitHubのIssues↗で確認してください。
関連ツール
類似のメディア保存機能を持つOSSは複数あります。目的に応じて使い分けることもできます。
- Stable Diffusion WebUI: 画像生成AIで、ダウンロード以外のクリエイティブ用途に
- ExcaliDraw: テキストやメモを視覚的に整理する際に補助的に利用可能
まとめ
cobaltはSNSや公開Webサイトから動画・音楽を簡単に保存できるオープンソースのダウンローダーです。シンプルな操作、広告やトラッカーなし、複数プラットフォーム対応が特徴で、完全無料で利用できます。
利用する際は、プラットフォームの利用規約と著作権法を確認し、正当な範囲内での利用に限定することが重要です。またcobaltのドキュメントに記載されていない機能や対応状況については、GitHubリポジトリ↗や公式サイト↗で最新情報を確認してください。
関連リンク・公式情報
ここで紹介したツールの一次情報(公式サイト・ソースコード)と、オープンソースラボ内の関連ページをまとめました。導入検討の際にご活用ください。
公式サイト・ソースコード(外部リンク)
オープンソースラボの関連ページ(内部リンク)
