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system_prompts_leaks使い方・ライセンス・注意点を解説

system_prompts_leaks使い方・ライセンス・注意点を解説

オープンソースラボ編集部 ・ 2026年9月26日

system_prompts_leaks は、ChatGPT・Claude・Gemini などの商用AIサービスが内部で使用しているシステムプロンプトを収集・公開しているGitHubリポジトリです。誰でも無料で閲覧でき、プロンプト設計や自社AIの品質向上に役立てられます。この記事では、リポジトリの概要から使い方・ライセンス・活用シーン・デメリットまでを一通り解説します。

system_prompts_leaksのGitHubリポジトリ紹介カード
system_prompts_leaksのGitHubリポジトリ紹介カード

system_prompts_leaks とはどんなリポジトリか

system_prompts_leaks は、アイスランドのエンジニア asgeirtj 氏が管理するオープンなコレクションです。各社が公式に開示していないシステムプロンプトが、ユーザーによる再現・抽出・公開を通じて蓄積されています。

2026年9月25日時点の累計GitHubスター数は 68,355。同年9月19日〜25日の7日間で +705スター を記録しており、継続的に注目を集めていることが分かります(スター増加はあくまで関心の指標であり、実際の利用者数とは異なります)。

項目内容
リポジトリ名system_prompts_leaks
作成者asgeirtj
GitHubスター(2026-09-25時点)68,355
7日間スター増加(2026-09-19〜25)+705
ライセンスCC0-1.0(パブリックドメイン相当)
主要言語JavaScript
公式URLhttps://github.com/asgeirtj/system_prompts_leaks↗

収録されているプロンプトの対象サービスは多岐にわたり、OpenAI・Anthropic・Google・Microsoft Copilot など主要なAIプロダクトが含まれます。ファイルはサービスごとにディレクトリで整理されており、テキストファイルやMarkdown形式で読みやすくまとめられています。

主な特徴とできること

収録コンテンツの種類

リポジトリには主に以下のコンテンツが含まれています。

  • チャットAIのシステムプロンプト:ChatGPT(各モデル)、Claude、Gemini、Copilot など
  • 特定用途向けAIエージェントのプロンプト:コーディングアシスタント、カスタマーサポートボットなど
  • バージョン別の差分:プロンプトの変更履歴が追えるケースもある

ブラウザだけで完結する閲覧方法

最も手軽な使い方は、GitHubのWebインターフェース上でファイルを直接閲覧することです。特別なソフトウェアは不要で、ブラウザさえあれば誰でもアクセスできます。

  1. https://github.com/asgeirtj/system_prompts_leaks↗ にアクセスする
  2. ディレクトリ一覧から参照したいサービス名のフォルダを選ぶ
  3. テキストファイルをクリックして内容を確認する

ローカルにクローンして活用する方法

より体系的に参照したい場合は、リポジトリをローカルにクローンするのが便利です。

git clone https://github.com/asgeirtj/system_prompts_leaks.git
cd system_prompts_leaks

クローン後はテキストエディタやターミナルの grep コマンドでキーワード検索ができます。たとえば「safety」という単語が含まれるプロンプトを横断検索するには次のようにします。

grep -r "safety" . --include="*.txt" -l

また、GitHub の検索バー(リポジトリ内検索)を使えばクローンなしでもキーワード検索が可能です。

ライセンスと商用利用について

system_prompts_leaksのGitHubスター数推移
system_prompts_leaksのGitHubスター数推移

system_prompts_leaks のライセンスは CC0-1.0(Creative Commons Zero) です。CC0はいわゆる「パブリックドメイン相当」のライセンスであり、著作権者が自身の権利を最大限に放棄した状態を示します。

ライセンス条件内容
商用利用可能
改変・二次利用可能
帰属表示(クレジット)不要
再配布可能
特許利用CC0自体は特許に言及しない

ただし、CC0はリポジトリに収録されているファイル自体の扱いを定めたものであり、収録されているシステムプロンプトの内容が各社の利用規約や知的財産権の観点で問題ないことを保証するものではありません。詳しくは後述の「デメリット・注意点」を参照してください。

料金については、GitHubのパブリックリポジトリとして公開されているため、閲覧・クローンともに完全無料です。アカウント登録も不要で、GitHubにアクセスできる環境があれば誰でも利用できます。

導入・活用の手順

手順1:目的のサービスを特定する

まず、どのAIサービスのシステムプロンプトを参照したいかを決めます。リポジトリのトップディレクトリにはサービスごとのフォルダが並んでいますので、目的のフォルダを開きます。

手順2:ファイルを読んでプロンプト構造を理解する

プロンプトの書き出し部分(ロール定義)・制約事項・出力フォーマット指定など、構造的に読み解くと学習効率が上がります。特にどのサービスも「あなたは〇〇です」というロール定義から始まり、禁止事項や回答スタイルの指定が続くパターンが多く見られます。

手順3:自社・自プロジェクトのプロンプトに応用する

読み解いた構造をもとに、自社のAIチャットや社内ツールのシステムプロンプト設計に活用します。たとえば ollama でローカルLLMを動かしながら、収録されたプロンプトのテンプレートを参考に改良するという使い方が現実的です。また open-webui のカスタムシステムプロンプト欄にそのまま試験投入して、挙動を比較するという方法もあります。

手順4:Issueやプルリクエストで貢献する

新しいプロンプトを発見した場合や誤りに気づいた場合は、GitHubのIssueまたはプルリクエストで貢献できます。CC0ライセンスのリポジトリであるため、提供したデータは自動的にパブリックドメイン相当として扱われる点に注意してください。

活用シーン:誰がどう使うか

system_prompts_leaksのコントリビューター
system_prompts_leaksのコントリビューター

プロンプトエンジニアリングの学習

商用AIサービスがどのようにプロンプトを設計して品質を担保しているかを、実物から学べる数少ない情報源です。自社サービスや社内ツールのプロンプト品質を底上げしたい担当者にとって、参考資料として有用です。prompts.chat のようなコミュニティが共有するプロンプトと組み合わせて参照すると、より多角的な学習ができます。

セキュリティ・レッドチームの調査

システムプロンプトに含まれる制約・フィルタリング設計のパターンを把握することで、自社AIサービスの脆弱性評価に役立てることができます。どのような表現が禁止されているか、制約がどの程度まで記述されているかを把握することで、自社プロダクトの堅牢性を見直すきっかけになります。

AI比較・研究目的

各社のプロンプト設計の違いを比較することで、AIサービスのポリシーの差異や重点の置き方を把握できます。アカデミックな文脈での参照資料としても使われています。

動画・コンテンツ制作ツールとの組み合わせ

収録されたプロンプトの構造を学んで、MoneyPrinterTurbo などの自動化ツールで使うプロンプトを最適化するという応用も考えられます。

デメリット・注意点

このリポジトリを利用する際は、以下の点を十分に理解した上で活用してください。

法的・倫理的な不確実性

最も重要な注意点です。収録されているシステムプロンプトは、各社が意図的に公開したものではなく、ユーザーが独自の方法で抽出・公開したものがほとんどです。各社の利用規約(Terms of Service)によっては、このような方法でのプロンプト抽出や再配布を禁じている場合があります。

CC0ライセンスはリポジトリ管理者の著作権放棄を示すものですが、収録コンテンツが第三者の権利を侵害しているかどうかは別問題です。商用プロダクトや公開サービスに直接転用する場合は、法務担当者に確認することを推奨します。

情報の鮮度と正確性の問題

システムプロンプトは各社が定期的に更新します。リポジトリの収録内容が最新の状態を反映しているとは限らず、古いバージョンのプロンプトが実際のサービスの動作と異なっている可能性があります。また、抽出方法によっては不完全なプロンプトが収録されているケースもあります。

日本語対応・サポートの不在

リポジトリ本体はIssueやREADMEを含めて英語が基本です。日本語のドキュメントは存在しないため、英語での読解が必要です。また、個人管理のリポジトリであり、公式サポートはありません。

メンテナンスの継続性

個人が管理するOSSリポジトリであるため、将来的にメンテナンスが停止するリスクがゼロではありません。重要な参照データは手元にバックアップしておくことを推奨します。

コードとしての利用に注意

リポジトリの主要言語はJavaScriptとなっていますが、収録の中心はテキストファイルです。スクリプトが含まれる場合は内容を確認した上で実行してください。

よくある質問

Q. system_prompts_leaks は完全無料で使えますか?

はい、完全無料です。GitHubのパブリックリポジトリとして公開されており、アカウント登録なしでブラウザから閲覧できます。クローンも無料で行えます。

Q. 商用利用はできますか?ライセンスの確認方法は?

リポジトリのライセンスはCC0-1.0(パブリックドメイン相当)であり、商用利用・改変・再配布が可能です。ライセンス全文はリポジトリ内の LICENSEファイル↗ で確認できます。ただし、収録されたプロンプト内容が各社の利用規約上問題ないかどうかは別途確認が必要です。商用サービスへの転用は法務確認を推奨します。

Q. 日本語のシステムプロンプトは収録されていますか?

一部のサービスの日本語対応プロンプトが含まれているケースもありますが、収録の中心は英語プロンプトです。日本語対応状況はリポジトリのディレクトリを直接確認してください。リポジトリのインターフェース自体も英語のみです。

Q. 自分が発見したシステムプロンプトを追加できますか?

プルリクエストを通じて貢献できます。ただし、提供したデータはCC0として扱われる点と、各社の利用規約や法的リスクを自身で判断した上で行う必要があります。リポジトリのISSUEやREADMEにコントリビューションガイドが記載されている場合はそちらも参照してください。

まとめ

system_prompts_leaks は、各社商用AIのシステムプロンプトを無料で参照できる、プロンプトエンジニアリング学習に有用なリポジトリです。CC0-1.0ライセンスで制限なく利用でき、ブラウザのみで完結するアクセスしやすさが強みです。2026年9月25日時点で累計68,355スターを獲得しており、7日間で+705スターと継続的な注目を集めています。

一方で、収録コンテンツの法的グレーゾーン・情報の鮮度・個人管理リポジトリゆえのサポートの不在は現実的なリスクです。プロンプト設計の参考資料として活用する際は、内容を鵜呑みにせず自社の状況に合わせて判断することが重要です。

ローカルLLMでの実験には ollama、チャットUIの構築には open-webui、さらにプロンプトのアイデア収集には prompts.chat を組み合わせることで、より実践的なプロンプト開発環境が整います。


関連リンク

関連リンク・公式情報

ここで紹介したツールの一次情報(公式サイト・ソースコード)と、オープンソースラボ内の関連ページをまとめました。導入検討の際にご活用ください。

公式サイト・ソースコード(外部リンク)

オープンソースラボの関連ページ(内部リンク)

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